有料老人ホームの実費請求について知る。

請求される実費にはどんなものがあるのか

有料老人ホームの実費請求について知る。

 

月額利用料金は初期契約の段階でしっかりと説明されますが、
別の実費請求の細かい中身までは説明されません。

 

実費請求は思いもよらない高額になることもあります。

 

実費請求の中で最も金額が大きくなるのは、介護用品費であるといわれています。
老人ホームにおける介護用品費の代表例はオムツ代のことです。

 

ホーム指定のオムツを使うときは、その使用料金を請求されます。
ホームによっては使用した分だけ請求する場合と、セットで請求する場合があるようです。

 

オムツ代だけであれば1か月に1〜 2万円が相場のようです。
したがって、オムツ代以外には特に費用がかかっていないのに
不当に高い費用を請求された場合には、老人ホーム側に具体的な事情を聞く必要があるでしょう。

 

実費請求の中でオムツ代の次に大きくなるのが日用品費であると言われています。
日用品というのは、タオル、石けん、歯ブラシ、テイッシュペーパー、 トイレットペーパーなど
通常の日常生活ではたいしてお金のかからないものです。

 

こういった日用品は、ホームのものを使うよりも、
自分で持ち込んだ方が費用を安く抑えることができます。

 

ただ、ホームによっては「○○は持ち込み可能だが、○○は持ち込んではいけない」といった
詳細な規定が設けられているところもあるので、事前に確認するようにしましょう。

入院して不在にした場合にも費用はかかる

入院してホームを不在にしている場合でも、ホームの管理費は請求されます。
入院中でも部屋はじっかりと維持管理されているからです。

 

不在中は介護保険の自己負担分は支払わなくてよいのですが、
光熱費や家賃相当額は原則として支払わなければなりません。

 

老人ホーム入居中に入院してしまうと、
入院費とホーム利用料の両方を支払うことになります。

消費税のことも考えておく

実費請求の中で、見逃されがちなのが消費税です。

 

家賃相当額のみを非課税、食費のみを非課税にするホームもあれば、
すべてに課税するホームもあります。

 

消費税の徴収は、ホームによってバラバラのようです。

 

現在の消費税は8%ですが、
将来的には増税が予想されていますので、
実費請求が消費税込みなのかそうでないのかはしっかりと確認する必要があります。

 

ホーム側からもらう重要事項説明書
「家賃相当額は非課税、食費は課税」といったことが必ず記載されているはずです。
参考記事:老人ホームの重要事項説明書について知る。

 

実費請求書と照らし合わせてみましょう。

 

参考図書